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インテリアの色彩において、人の心理を焚きたて交感神経系に働きかけて
血圧を上げて脈拍や呼吸数を増加させるのは、赤や黄色の興奮色です。
これに対して、青や緑は沈静色と呼ばれ副交感神経系に働きかけて血圧を
下げ、脈拍や呼吸数を減少させて人の心を沈め落ち着かせる効果があります。
寝室の色彩としては、沈静色といわれる青や緑色系が昼間の興奮を
鎮めてくれ良いとされています。
特に、寝室の天井を夜空を連想させるダークブルー系の紺色や濃いブルーに
すると、ベッドに横たわったとき心を沈めて眠りに誘う効果があるとされていま
す。
また、紫系の色は女性ホルモンを増加させる効果があるとされ、欧米の
寝室では淡い紫色のラベンダーや青紫の色がよく使われます。
日本でも最近は、寝室のカーペットに淡い青紫系がよく使われるように
なってきたようです。
青紫の色は郷愁を誘うロマンチックな雰囲気を醸し出します。
カーテンとベッドスプレッドの色や柄を合わせるとまとまりのよいインテリアと
なりやすいものです。
心理的に安心感がもて、寛ぐことができる色は肌の同系色といわれています。
日本人の同系色はベージュ系の色です。
日本人が杉やひのきなどの木肌を見ると心安らぎ、ほっとするのは、
このためといわれています。
寝室をベージュ系の色彩でまとめると、肌に馴染みよいインテリアになります。
落ち着いた雰囲気にしたい場合は、濃い木目の床や家具と、ブラウン系から
ベージュ系の色の内装材やカーテンを組み合わせると効果的です。
最近、建築の外装や内装に、落ち着いたシックな色としてグレーの評価が
見直されています。
無機的でクールなハイテクな現代性を感じさせるグレーでも、ベージュや
茶色を少し加えると暖かみのあるウォームグレーとなり寝室の色として
コーディネートしやすくなっています。
また、ブルー系やグリーン系の色がわずかに加わるとクールグレーとなり、
よりモダンで理知的な雰囲気となります。
寝室を華やかに演出したい場合は、ワインレッドと呼ばれるディープレッドが
よく使われます。
なかでも、パープル系に近い赤ぶどう酒の色や紅色の赤系がヨーロッパの
宮殿の豪華さを連想させます。

Photo by (c)Tomo.Yun |
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