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今、日本は「眠らない国」として、クローズアップされています。
24時間営業が恒例化して若者達だけでなく、子供達までもコンビニなどで
見かけることも珍しくなくなっています。
このようなことは、家庭の中でも同様で、テレビやパソコン、ゲームなどで、
大人だけでなく、子供達も深夜まで遊んでいる状況です。
このような状況の中で睡眠のメカニズムはどのようになっているのでしょう。
国民生活時間調査によりますと、昭和35年では、夜10時以降に
起きていた人の割合は34%でした。
しかし、現在では逆転して、日本国民総夜型となりました。
眠らない事情・理由は、さまざまですが24時間営業やテレビ、
インターネット等の普及や受験戦争などの社会的な事情も拍車をかけて
いると言われています。
このような社会的な背景の中にあっても、眠りは人にとって頭の脳を
休ませるためのメカニズムとして重要な役割を担っています。
脳には、大脳皮質という休まなければならない部分(眠る頭脳)と、
人が眠っている間も働かなくてはならない
脳幹・前脳基底部(睡眠中でも働く眠らない脳)があります。
・大 脳 皮 質 =知的機能を司る脳の中の最重要器官
・脳幹・前脳基底部=呼吸や心拍などの生命維持に必要不可欠な
中枢器官で比較的古い脳
・ノンレム睡眠とレム睡眠
睡眠には、2つの異なった眠りがあり、この異なった眠りを繰り返しています。
その眠りは、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠です。
そして、レム睡眠とノンレム睡眠は、およそ90分間隔でやってきます。
レム睡眠の時、身体は眠っていますが、脳は活動して記憶の整理整頓を
しています。この活動は、脳の発達にとって重要なものと言われています。
この眠りと対照的な眠りがノンレム睡眠で脳が眠っている状態です。
この時、体温は少し低くなり呼吸や心拍も少なくなります。
そして、細胞の新陳代謝が高まり免疫力が増強されると言われています。
人はこのノンレム睡眠とレム睡眠のおよそ90分1サイクルを一晩に4〜5回
繰り返しています。
そして、気持ちよく目覚めるタイミングはこの1サイクル毎に訪れます。
また、ノンレム睡眠、レム睡眠のいずれを妨げられても眠りの満足感が
妨げられます。
頭をすっきりさせ、身体と心の健康を保つためにも眠りのリズムを保つことは
大切なことです。
ちなみに、レムとは急速眼球運動のことでまぶたの下で眼球が動いている
状態です。
また、夢を見るのはレム睡眠の時で、人は90分間隔で夢を見ている場合が
多いと言われています。
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